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解禁の海続く逆風 検出4魚種行き場なく 亘理・底引き網漁

解禁の海続く逆風 検出4魚種行き場なく 亘理・底引き網漁

河北新報2012年05月10日

 底引き網漁が解禁されたばかりの宮城県亘理町の荒浜漁港が、福島第1原発事故の影響に苦悩している。9日朝、解禁後初の競りが行われたが、仲買人は放射能問題に対する市場の敏感な反応を懸念。漁船が混獲した流通させられない魚の処理方法も決まっておらず、再休漁の可能性に言及する関係者もいる。
 底引き網漁は2カ月間の休漁を経て、今月から解禁。折悪く休漁期間中に亘理沖のヒラメやスズキなど4魚種から、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超す放射性セシウムが検出されて出荷停止や水揚げ自粛となり、逆風の中の船出となった。
 9日の競りには漁船4隻が水揚げしたマガレイやタコ、アイナメなど約600キロが並び、仲買人が品定めした。ご祝儀相場もあってか、マガレイで1キロ当たり600円とほぼ平年並みの値が付いた。魚は主に東京、名古屋の市場に送られる。
 立ち会った県漁協の菊地伸悦会長は「荒浜の魚は水産会社のモニタリング調査でも一切、問題なかった。自信を持って売ってほしい」と強調したが、ある仲買人は「宮城の魚というだけで、市場の反応は芳しくない」と風評被害を警戒。県漁協亘理支所の橋元勇支所長も「市場で買いたたかれれば生活に響く」と懸念する。
 一緒に網に掛かった出荷できない4魚種の処理にも関係者は頭を悩ませている。水揚げ時に死んだ魚は海に投棄できず、港にある約30平方メートルの冷凍庫に保管している。焼却に応じる処分場はなく、行き場を失った魚が積まれている。
 「冷凍庫は間もなく、いっぱいになる」と橋元支所長。魚の処理問題や市場の今後の動向によっては「最悪の場合は操業をやめるしかない」と窮状を訴える。



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まとめtyaiました【解禁の海続く逆風 検出4魚種行き場なく 亘理・底引き網漁】

解禁の海続く逆風 検出4魚種行き場なく 亘理・底引き網漁河北新報2012年05月10日 底引き網漁が解禁されたばかりの宮城県亘理町の荒浜漁港が、福島第1原発事故の影響に苦悩している。9日朝、解禁後初の競りが行われたが、仲買人は放射能問題に対する市場の敏感な反応...

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