スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

除染後も帰還困難水準に モデル事業最終結果

除染後も帰還困難水準に モデル事業最終結果

朝日新聞2012年8月23日

 東京電力福島第一原発の事故に伴い、住民が避難した福島県の11市町村の15カ所で国と日本原子力研究開発機構が進めた除染モデル事業の最終結果がまとまった。線量が最も高い地区では、作業後も年間50ミリシーベルト超の「帰還困難区域」の水準にとどまった。作業員の最大被曝(ひばく)線量も、作業を5年続けると国の限度を超える値だった。
 モデル事業で最も線量が高かった大熊町の夫沢地区(約17ヘクタール)は、福島第一原発から2キロの距離で針葉樹林近くの民家や農地を含む。雨どいを掃除し、庭の表土をはいだ。周囲の道路は超高圧洗浄で洗い、小さな鉄の玉をぶつけて表面を壊して薄くはぎとった。平均で毎時14.5マイクロシーベルトに落ちたが年間76ミリシーベルトの換算で、帰還困難区域の目安となる年50ミリシーベルトを超えていた。
 同機構の担当者は「除染範囲の外からの影響を受けたことと、丁寧に作業しても取りのぞけない部分があった」と推測する。ただ、農地では毎時5.7マイクロシーベルトまで下がった地点があり、一定の効果はみられたという。
 作業員の最大被曝線量は森林の作業監督の11.6ミリシーベルト(108日間の累積)で、飛び抜けて高かった。国が定める限度は5年間で100ミリシーベルトかつ1年間で50ミリシーベルト。この作業員が年240日間作業すると5年間で129ミリシーベルトになり、限度を超える計算だ。国は「手順の効率を考えたり機械化を進めたりして、線量管理していく」と説明する。
 モデル事業は除染の手法や除去物の保管方法などの確立が目的で、約80億円かけて進められた。双葉町は「現在の除染技術は信用できない」として実施しなかった。(木村俊介)
スポンサーサイト
プロフィール

宮城県地域連合労働組合(宮地連)

Author:宮城県地域連合労働組合(宮地連)
 宮城県地域連合労働組合(宮地連)は3・11大震災の被災者支援活動を継続しています。
 このブログでは被災地に関連する報道を全国のみなさんにお伝えします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。